連ドラ紹介「天国と地獄」

ドラマ
日曜劇場『天国と地獄 〜サイコな2人〜』
TBSテレビ:日曜劇場『天国と地獄 〜サイコな2人〜』の公式サイトです。日曜よる9時放送。

イントロダクション

今頃!?と言われるのは百も承知ですが、今年の1月から日曜21時からTBSで放送してた連ドラの「天国と地獄」なのです。

つい先日、Blu-rayレコーダーに撮り溜めてあったのを見始めて、怒涛の勢いで全話完走してしまいました。

ミステリー&サスペンスな感じのドラマでめちゃくちゃ面白かったです。

何が面白かったのか

綾瀬はるか演じる刑事の望月と高橋一生演じるサイコパスの男、日高の身体と心が入れ替わってしまうといういわゆる入れ替わりものを軸に、日高が行う犯行の謎に迫るという内容です。

望月はどうやって元に戻り、事件を解決するのか

まずここ。望月は正義感の強い刑事で殺人なんて絶対許せない。日高のことも絶対に逮捕したい。いち早く日高を追い詰めて手錠を掛けようとしたその時に、日高と階段を転げ落ちて魂が入れ替わってしまう。

日高は入れ替わったことを利用して警察内部から自分を無実にしようとする。また、望月も日高の身体に入ったままで逮捕されれば自分が刑務所送りになってしまうので、それを避けるため日高逮捕を免れようとする。

入れ替わった状態で日高(中身は望月)が逮捕されても、望月の中の日高は逃げおおせる。二重に不利な望月がどうやって入れ替わりから元に戻り、日高逮捕の証拠を固めて逮捕するのか。望月側がめちゃくちゃ不利な状況からスタートしているので、とても面白い。

望月vs日高vs河原

望月にとって日高も強敵ですが、もう1人の強敵として、河原という刑事が出てきます。河原は違法な捜査手法も使いながら着実に成果を出す刑事。河原もいち早く事件の犯人は日高だと睨んで捜査を進めます。

望月、日高、河原が三つ巴の形でストーリーが進みます。これまた望月にとっては厳しい状況を作る。

河原が日高(中身は望月)に事情聴取するが、入れ替わる前の日高の行動について尋問したり、望月(中身は日高)が証拠品を隠滅していることに河原が勘づいて探りを入れてくるなど、単純な望月vs日高で終わらないのが面白い点でした。

日高は何故殺人を犯すのか

物語の当初、日高はサイコパスの殺人鬼と思われる言動を見せます。しかし、日高と入れ替わった望月は日高の会社の部下たちが日高を非常に慕っていることを知ります。

日高は会社の代表を務めていましたが、入れ替わった望月は、日高としての生活を続けなければならず、当然かつての日高のようには振る舞えません。そのため、望月は記憶喪失を装いますが、日高の会社の部下たちはそれを聞いて非常に日高を心配してきます。

果たしてサイコパスの殺人鬼がこれほど人に慕われるだろうか?

さらには兄想いの妹も現れ、兄の日高とは良好な関係であることもわかります。そんな人物がなぜ殺人を犯すのか。

この日高の動機の謎も物語を通して描かれる重要なポイントになってきます。

ということでここまでは序盤までの話だけネタバレなしで紹介してみました。

次の回が早く見たいとハマって一気見したドラマは久しぶりでした。日本の連ドラも捨てたもんじゃないなと思いました。


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